髪の傷みをケアするシャンプー、ノンシリコンならそれでいいの?

ヘアケア・お手入れ

髪の傷みのケアを考える時、シャンプー選びもとても大事です。
あなたはいつも、何を基準にシャンプーを選んでいますか?

最近では、ノンシリコンシャンプーというのが主流で、「ノンシリコンシャンプー」が髪に良いというイメージさえ持っている方もいるのではないでしょうか。
ですが、実際に使ってみたら髪がゴワゴワになったり、ほんとにノンシリコンというだけで、髪に良いシャンプーが選べているのか、不安や疑問をお持ちではないですか?

今回はシャンプー選びで「本当に気を付けたいポイント」についてご紹介します。

髪の傷みとシャンプー

あなたの使っているシャンプーは、髪に優しいですか?

傷んだ髪の毛というのは、ほんとに困ったものですよね。
髪が水分を失って、いうことを聞いてくれない。
髪の手触りも悪くて、うまくまとまらない。

こんな状態になるのは、髪のキューティクルが開いて、それが傷つき、損傷して、髪の水分保持をしている組織や髪の内部のコルテックスなどが減少したり傷ついてしまっているということ。

健康な髪の毛はキューティクルがしっかりと髪の毛を外からの刺激やダメージから守ってくれています。キューティクルとその内側にあるコルテックスやメデュラの間、その隙間も水分や油分を保持してくれる組織で守られています。
こうしたものが破壊されたり、減少してしまうと、髪が枝毛や切れ毛になったり、ごわついたりするわけですね。

こんな風に髪が弱っていたら、シャンプーにも気を付けないと、益々髪の状態を悪化させる原因になってしまいます。
髪が濡れた状態は、乾いている時よりも傷みやすいのをご存知ですか?
髪をゴシゴシこすり洗いする必要はありません。シャンプーの泡がつくだけでも、髪の票目の汚れはちゃんと落ちています。

洗い方は間違っていなくても、もし毎日髪を洗うためのシャンプーが、髪に悪いものだとしたら、洗う度にあなたの大切な髪をボロボロに傷めつけているとしたら、それはすぐにでも見直してあげないと髪がやせ細るばかりです。

髪というのは自分で修復する機能を持っていません。すでに角化した細胞でできている髪の毛は、外側からのケアで補修などをするしかないのです。
髪の傷みが気になる時は特に、髪の扱いもデリケートにしなくてはいけません。髪をきれいにしたい時、トリートメントなどシャンプーのあとのケアばかりを重視しがちですが、実は洗髪時のシャンプーでも大きな違いが生まれるのです。

髪の傷みを修復してくれるシャンプー

シャンプーにはそれほどこだわっていないという方は意外と多いもの。
ですが、シャンプーの役割を舐めていては後悔します。

よく「傷んだ髪用」とか「特に傷んだ髪用」と書かれたシャンプーやコンディショナー、トリートメントなどがありますよね。
そういったシリーズは、髪の内部に浸透してダメージの補修や修復してくれる成分を多く含んだ処方になっているもの。
できればそういったものを選びたいですね。

ですが、シャンプーにもいろいろ種類があって、ダメージのある髪の毛にさらにダメージを与えてしまうようなシャンプーもあります。
そんなシャンプーを使用し続けると、髪がゴワゴワ、手触りもどんどんひどくなり、頭皮にも悪影響を与える可能性もあります。

髪や頭皮にダメージがあるときは、シャンプーの成分も気をつけて選びたいものです。刺激の強いシャンプー、皮脂を落としすぎるシャンプーなどは、髪や頭皮にも刺激になりますし、髪の油分も除去しすぎてしまいます。

本当に頭皮や髪に優しいシャンプー、例えばアミノ酸系のシャンプーは、その泡でシャンプーパックもできるようなものもあります。
シャンプーの泡にたっぷりの栄養成分が入っているので、髪を洗いながらもその泡で髪の補修や、頭皮への栄養補給もしてくれるんですね。

一方で、市販品に多い高級アルコール系の界面活性剤などを使ったものや、頭皮や髪を傷みやすいアルカリ性にしてしまう石鹸シャンプーなどは、傷んだ髪やトラブル頭皮にはダメージになることもあります。

たくさんの種類のシャンプーがありますが、合うシャンプーはひとそれぞれ。同じシャンプーを使っても、合う人と合わない人は必ずいるものですよね。
アミノ酸系だからといって、どれでもいいかといえば、そうでもないのです。

アミノ酸系といっても、高級アルコール系の界面活性剤を主成分として、アミノ酸系の界面活性剤を少しだけ配合して「アミノ酸系配合シャンプー」などと表示しているものもありますし。

髪の傷みとノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーという言葉がすっかり浸透して、今ではシャンプーもトリートメントやヘアケア全般、とにかくノンシリコンと決めている!なんていう方も少なくないでしょう。
では、どうしてシリコンが入っていないほうが良いのでしょうか?
あなたはどういった理由でノンシリコンを選んでいますか?

シリコンというのは、髪の毛の表面をカバーしてくれるコーティング剤のひとつ。
髪に浸透することはありませんが、髪の表面に付着して、髪を外部からのダメージや乾燥などから守る役割を果たします。

シリコンの入っているシャンプーは、シャンプー時の髪の絡みや髪のきしみなどを防止して傷みから守り、指通りを良くつややかな髪に仕上げるために配合されています。
シリコンが入っているシャンプーは「悪」というイメージをお持ちなら、それはちょっと違うかもしれません。

傷んだ髪の毛をノンシリコンシャンプーなどでお手入れすると、髪がバサバサとなるのは、髪をコーティングしてくれるシリコンが入っていないから。
ダメージのある髪にノンシリコンシャンプーを使うなら、その後に何か髪の毛を守る成分を補給してあげないと髪のダメージがどんどん進んでしまう可能性もあるのです。

ノンシリコンシャンプーと言っても、たくさんの種類があります。
アミノ酸系の優しい洗浄力、髪や頭皮への栄養補給もしてくれるようなシャンプーなど、ノンシリコンでも全く髪がきしまないものもあります。
ですが、ノンシリコンで、洗浄力の強い石油系界面活性剤を主成分としたようなシャンプーでは、髪をダメージから守ってくれるものが何もなくて、傷めつけられ放題。
実際、市販の比較的安価なノンシリコンシャンプーを使ってみたら髪がゴワゴワになった、なんていう経験はありませんでしょうか?

こうしてみると、傷んだ髪に、ノンシリコンだから安心ということもありませんし、逆にノンシリコンだからダメ、ということもないのです。
要は、そのシャンプーの主成分にどういった界面活性剤が使われているのか、ということが大事なんですね。あなたのシャンプーは大丈夫ですか?

>>>頭皮の悩みとシャンプー、あなたの選び方、頭皮を痛めつけていませんか?ほんとに良いのはこんなシャンプー

髪の傷みと髪の補修

先述の通り、髪の補修は、外部からあなたがケアしてあげるしかありません。
そのケア剤として何を使うかもあなたの選択次第。
シャンプーやトリートメントで補修したい、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどで補修したい、美容院のトリートメントで補修したいなど、選択肢もいろいろありますよね。

髪の毛は毎日朝から晩まで、あなたの就寝中もあらゆるダメージを受けています。ドライヤーや、紫外線、風、排気ガス、静電気、パーマやカラー、就寝時の摩擦、などなどたくさんのダメージのもとがあるんですね。

髪の毛は一度生えたら、傷んでしまってもそのまま、その傷み具合は、すべてあなたのケアに左右されます。
細くて傷みやすい髪質だったり、太くて扱いにくい髪質だったり、髪の質もひとそれぞれなので、それぞれに合ったケアをしなくてはいけません。
シャンプーなんて、洗えればいいという程度に軽視している女性も意外と多く、自分の髪質や頭皮の状態に合わせてきちんと成分を見て選んでいるという方は少ないんですよね。

髪を大切に思うならば、あなたの髪の質に合わせて、ダメージから守るケアを選択しましょう。

例えばトリートメントも、髪につけてから蒸しタオルやシャワーキャップなどで蒸らしてあげることで、さらに髪に浸透してダメージを補修してくれるものもあります。

また、シリコンの入ったシャンプーはやっぱり頭皮につくと心配、ということであれば、ノンシリコンのシャンプーにして、トリートメントなどのヘアケアの仕上げで、シリコン入りのヘアオイルなどを毛先のケアに使うだけでも、トリートメントで補修したものを閉じ込めてくれ、さらにダメージからも保護してくれます。

どのタイミングで、どんな成分の入ったものを、どうやって使うかというのも髪の傷みのケアにはとても大事なことなんですね。

>>>洗い流さないトリートメントはシリコン入り、ノンシリコン、どっちがいいの?

まとめ

髪の傷み対策としてシャンプーを選ぶ時、最も重要なのは、ノンシリコンかどうか、ではなく、その主成分がどういったものか、です。
刺激の強い界面活性剤でノンシリコンだと、無防備な髪をただ傷めつけることになってしまう恐れがあります。

特にいたんだ髪のケアとしては、髪の毛に浸透して傷みを保護してくれるようなタイプのものを選びたいですね。

ですが、髪の毛は個々にその質、量、太さ、乾燥具合などなど、どの方も同じではありません。シャンプーなどの合う合わないは、あなたの髪や頭皮で確認するしかありません。
まずはどういった成分があるのか、どういった成分が髪にダメージになりやすいかなどを把握して選ぶことも大切です。

髪の傷みを補修するためには、あなたによるケアが何よりも大事です。
特に長い期間外部からの刺激を受け続けている毛先は傷みやすいので、根元より重点的な補修が必要になることもあります。
こうしたところにはトリートメント剤などで栄養分をたっぷりと染み込ませて補修、その上でシリコン入りのコーティング剤などを使って髪を保湿、保護してあげるのも有効です。

髪の傷みが気になるときは、シャンプー選びも大事ですし、その後のケアの使い分けも大事です。
ただみんなの意見に流されるだけでなく、自分の目でどういったものが自分の髪の毛や頭皮のために良いのか、また、どんな影響を与えているのか、という視点で選んでみると、あなたの髪や頭皮もきっと生まれ変わってきますよ。

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