あなたは部屋探しをしているときに
良さそうな部屋を見つけてももう少し値段が安い物件を
不動産会社が情報を隠していると思ったことはないですか?
家賃が安い部屋を見つける方法や不動産会社は
本当に家賃が安い物件を隠しているのかなどを紹介していきます。
安い家賃の部屋の定義って何?
そもそも、家賃が安い物件を探すなら
不便な地域を狙うのが一番良いです。
不便な地域というのは家賃が安い場合が多く
駅が遠ければ遠いほど値段も安くなるのです。
ですが、学校や会社に通院・通学することも考えると
不便すぎるのもちょっと考え物ですよね。
東京といっても不便な地域から便利な地域まで
本当にいろいろとあります。
家賃だけが安い部屋の探し方だけを紹介しても
あまり意味もありませんし失敗する可能性もあります。
つまり、人によっては家賃が安いという定義は
全く違うので正確に「○○の定義が家賃が安い」とは言えないのです。
家賃が安いという定義がころころ変わる理由
部屋探しをする場合の基準は、人によって異なります。
人によっては「会社から10キロくらい離れた地域の物件が良い」と
そのように思うでしょうし、別の人は「スーパーが近くにあったほうが良い」と
そのように考える人もいるでしょう。
そうした各個人の基準によって家賃が安いという定義は
人によってもコロコロと変わってしまうのです。
目的の地域にある賃貸の家賃相場を確認したほうが良い?
ある程度、住みたい地域を絞ることができたら
希望の地域の家賃相場を見ていきましょう。
たとえば、東京の場合は、家賃相場の高い中央区の場合「14.7万円」で
反対に家賃が相場の安い葛飾区は、「6.7万円」です。
どうして、このような家賃の差が生まれるのかといえば
需要が高い地域だと相場も高くなるという事です。
家賃が高い理由は人口が多い地域で済みたいという人が多く
需要が増えるからです。
さらに、土地取得費用や土地・建物の税金が高いと
毎月の家賃にも反映されてしまうのは仕方ないでしょう。
つまり、住みたい地域にある賃貸の家賃相場は
確認をして、最も値段が安い部屋を探すと良いですね。
家賃が安いのには理由がある!その理由とは?
家賃が安い掘り出し物物件を見つけた場合は
どうして家賃が安く設定されているのかを考えましょう。
理由もなく値段が安い物件ではなく
家賃を安くする理由が必ずあります。
ただ安いという理由だけで契約をしてしまうと
後で思わぬトラブルが発生する可能性もあります。
次は、家賃が安い理由について
考えられる理由を紹介していきます。
間取りに問題がある
家賃が安いという事は間取りに
問題がある可能性があります。
一般的なワンルームの形をしていない
特殊な部屋や家の建て方に問題があり各部屋が
かなり狭いという場合も家賃が安いですね。
なので、間取りに問題がある場合は
家賃が安くなることもあります。
間取りを実際に見て室内もしっかりとチェックすれば
契約後に後悔することは少ないでしょう。
建物が古く痛んでいる
一般的に、古い賃貸は良くないという先入観を持って
賃貸物件を探している人もいます。
なので、古い賃貸は、家賃が安いという傾向があります。
築年数にこだわらなければ
探す物件数もかなり増えて選べる幅も広くなります。
築年数が古い賃貸を選ぶメリットは
家賃が安くなるという事と選べる物件数がかなり増えるという事です。
築年数にこだわって部屋を探すと選べる物件数も減ってしまい
家賃もかなり高くなります。
コストを最大限に抑えたいなら
築年数が多くても選ぶほうが良いといえます。
日当たりが悪い物件
日当たりが悪い物件は家賃が安いです。
特に、マンションタイプの場合は高層階ほど日当たりと通気性が良いので
家賃が高くなっていきます。
さらに、高層階になればなるほど騒音も軽減されるので
家賃が高く設定されるのです。
特に都心部の低層階は日当たりが悪いことが多く
騒音もあるので家賃が安いケースも珍しくはないでしょう。
筆者の経験ですが、新幹線が近くに通っている場合は
地域相場よりも家賃が安い場合が多かったです。
物件の近くに線路や高速道路がある場合は
電車や車の音など、振動や騒音が部屋まで届きやすくなります。
人によっては、生活に支障が出る場合もあるでしょう。
音が気にならないタイプの人や
家にいる時間が短いという人なら住んでも問題はないかもしれません。
周辺地域よりも極端に安い物件は事故物件の可能性も?!
周辺地域よりも家賃が極端に安いからといって
事故物件とは限りません。
しかし、物件によっては極端に安い物件もあるのです。
例えば、周辺地域の家賃相場が「5万円」に対し
ポツンと一つだけ「家賃8千円」というのは明らかにおかしいです。
それくらい極端な差がある場合は
事故物件の可能性があります。
事故物件には明確な定義がありませんが
一般的に、以下のような事故があった場合は事故物件になります。
- 部屋の中で入居者の自殺があった
- 部屋の中で過去に事件や事故があった
- 入居者が何らかの病気で亡くなった
借りようとしている部屋が上記に当てはまる場合は
不動産会社は入居者に伝える義務があるそうです。
事故物件と知らずに入居することはほとんどありませんが
極端に家賃が安い部屋なら、一度理由を聞いてみると良いでしょう。
事故物件の見分け方
かなり昔の話なら、事故物件は周辺地域の家賃相場と比べて
半分以下の場合がほとんどでした。
ですが、今は事故物件サイトが有名になったので
事故物件の認知度が高まっています。
なので、事故物件でも家賃を下げる場合は
3%の値引きで決まる場合がほとんどです。
高齢者の単身世帯も増えて孤独死も珍しくなくなっているので
余り嫌われるような物件ではなくなっているという認識が広まっている可能性もあります。
ただ、不気味だと感じたり不安だという人は
不動産会社に聞いてみるのも良いですね。
人が亡くなったという事例がある場合は
告知する義務があるので事故物件かどうかを聞いても失礼にはなりません。
まとめ
- 家賃が安いという定義は人によって違う
- 家賃が安い物件には理由がある
- 事故物件の見分け方は相場よりも極端に家賃が安い
- 不安や不気味と感じたら不動産会社に聞いてみる
- 需要のある地域ほど家賃は高くなる
家賃が安いという定義は、人によってもかなり違いがあります。
たとえば、スーパーが近くにあるのが良いとか
学校が近くにあったほうが良いなど人によっても選ぶ基準が異なります。
そうした基準の中で、家賃が安いという定義を
一つに決めようというのは結構難しいですね。
そして、家賃が安い物件を見つけたとしても
それは何らかの理由で家賃が安くなっています。
高速道路が近いとか線路が近くにあるとかだと
家賃は安い傾向にあります。
騒音があっても何も気にしないという人なら
全く問題はないでしょう。
また、周辺の賃貸よりも極端に家賃が安い場合は
事故物件の可能性が高いです。
事故物件の場合は不動産会社も告知する義務があるので
どうして極端に安いのか理由を聞くほうが良いでしょう。